…This is me Vol.3 社会人野球 木山愛輝

This is me「自分を信じて」

木山愛輝/Kiyama aiki
1994 年 7 月生まれ

私は小学 2 年生から野球をしています。野球を始めたころからの夢。プロ野球選手になるということ。その夢に向かって「今」までやってきました。

とはいうものの、中学、高校、ともにレギュラーではなく普通の選手でした。試合にも出ていない状況でもプロになるということを諦めることはありませんでした。大学に進学しても全然活躍することもできなくて、大学 3 回生の頃に怪我に見舞われてしまいました。右肘内側側副靭帯部分断裂。その時、普通の人の考え方ならもう野球を諦めて違う道に進もうと考えると思います。が、私はそうではありませんでした。諦めるという選択はなかったです。

そういう想いが通じたのか、ある方と出会うことになります。

出会い

その方は、投球動作解析のプロ。私のケガの原因は投球フォームにある。そう指摘されました。投球フォームには自信があったので、そんなわけないと思いつつも、一度その方のところでトレーニングをしようと思いお願いしました。初めてのトレーニングで衝撃を受けました。ボールを投げても痛くない。投げた時の感覚が今までにない感覚。この方についていけば、僕が小さい頃からの夢を実現できると本気で思いました。

そこからは動作解析をしながらのトレーニングです。その時はもう大学 3 回生でしたので、周りの部員たちは就職活動を始める時期でした。自分の人生の分岐点であると考えられている就職活動ですが、そこでも迷いもなくプロを目指していました。

周りの人たちからは、諦めて就職活動をした方がいい、プロになんてなれるわけない、など言われてき
ましたが、私自身が自分を信じていたのでブレることは一度もありませんでした。そこで大きかったのが両親です。「自分の人生だから悔いのないように」とこれだけでした。感謝しかありません。

動作解析を取り入れてから確実にスキルが向上していることは実感してましたが、その頃はもう 4 回生です。ここまでの野球人生でなにも実績も残していないのでプロどころか、実業団にすら入ることができるかわからない状況でした。が、何かのご縁があったのか実業団でプレーすることに決まりました。

信じた道を行く

私は常にどんな状況でも自分の願っていること、叶えたいことをブレることなく、自分を信じてやってきた結果が出たのだと思いました。こうして実業団でプレーすることになり「今」に至ります。

今年で 26 歳、プロの世界に行くにはラストチャンスでしょう。2020 年が野球人生の区切りになることと思います。野球から学んだことはたくさんあります。野球だけでなくどのスポーツも、どの社会に出ても同じことだと思います。叶えたいことがあるなら、自分ならできると、最後まで自分を信じて向き合えるかが一番重要で大切なことだということです。綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、本気でそう思っています。

私はこれからの人生も、自分と向き合い、自分を信じて大きな夢・目標にむかって挑戦し続けるような人生を送っていきます。スポーツで培ってきたマインドは必ずここから活きてきます。アスリートは目標を達成するために、いろんなものを犠牲にします。アスリートのやり抜く力は本当にすごい。

これからも常に挑戦する姿勢で、同じ志を持つ人たちと最高の時間を過ごせるように日々行動していきます。

2020 年 10 月 5 日

SNSアカウント
Instagram

  • -
    コピー

この記事を書いた人